日本曹達、野村は目標株価を引き上げ

　日本曹達<4041> 563円　28円高
　野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置きましたが、目標株価を従来の340円から550円に引き上げました。

　円安への修正により、国内で化学事業の改善が期待できることや、中長期的には海外農薬販売や持分法適用会社Ｉｈａｒａｂｒａｓ　Ｓ．Ａ．の業績貢献が高まる可能性が高いそうです。従来はメチオニン（鶏の飼料添加物）を手掛けるＮｏｖｕｓ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌの業績悪化により、持分法投資利益の減少を懸念していましたが、メチオニン市況の悪化が緩やかなことに加え、Ｉｈａｒａｂｒａｓの貢献が徐々に高まってくることにより、急速な業績悪化の懸念は和らぎつつあるそうです。

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