来週の為替相場見通し=翌週に日米中銀会合を控え動きにくい

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/10/16 17:12
 来週のドル円相場は、翌週27~28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と29~30日の日銀金融政策決定会合を控えて一方向には持ち高を傾けにくいだろう。予想レンジは1ドル=157円10銭~158円90銭。

 米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長は16日、タイのバンコクで開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会で金利の決定について「予断を持たない」などと述べるにとどまり、早期利上げ観測を高める内容ではなかった。直近ではボウマンFRB副議長やウィリアムズNY連銀総裁などが早期の追加利上げに慎重なスタンスをみせているが、足もとで公表された米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)でインフレ圧力の根強さが示されたことから油断はできない。

 一方、日銀の植田和男総裁は16日に開かれた全国信用組合大会であいさつ(内田真一副総裁が代読)し、経済・物価・金融情勢に応じて引き続き利上げしていく方針を改めて示した。政策調整のタイミングやペースについては「経済⁠・物価の中心的な見通しが実現する確度やリスクを点検しながら検討していく」と説明したが、従来の発言内容からの変化は特にみられなかった。日米ともに金融政策を巡って様子見となりやすく、株式市場や金利の動向を見極めつつ方向感を探る展開となりそうだ。

 なお、来週に発表される主な米経済指標は、19日に10月のNAHB住宅市場指数、20日に9月の住宅着工件数、22日に前週分の新規失業保険申請件数と9月の景気先行指標総合指数、23日に10月の購買担当者景気指数(PMI)速報値と10月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では21日に9月の貿易統計、23日に9月の全国CPIが公表される。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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