欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も介入への警戒で上値が重い

配信元:フィスコ
投稿:2026/03/04 17:25
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も介入への警戒で上値が重い 4日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の混迷を背景にドル選好地合いに変わりはなく、一段高を目指す見通し。ただ、高値圏では日米協調介入への警戒が続き、引き続き上値の重さが意識されよう。

米国とイスラエルによるイランへの空爆継続やイランの報復行動で原油相場が急騰し、前日はインフレ長期化への警戒から米金利高・ドル高優勢の展開となった。インフレ高進懸念を背景に連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、利下げ観測低下もドル買い要因に。ユーロ・ドルは1.1530ドルまで下値を切り下げ、ドル・円は158円に接近。本日アジア市場でドル買いは維持されたが、日本株安による円買いも観測された。

この後の海外市場はイラン情勢を巡る不透明感が続き、安全資産としてのドル需要が意識されやすい。原油高を背景としたインフレ懸念がくすぶるなか、雇用関連指標など米経済指標が市場予想を上回ればFRBの緩和観測が弱まりドル買い要因に。他方、日本銀行の早期追加利上げ観測は後退し、足元の円売り基調は続くだろう。ただ、ドル・円は158円台にかけて為替介入への警戒感が高まるため、本日も高値圏では上値の重さが意識されやすい。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月サービス業PMI改定値(速報値:51.8)
・19:00 ユーロ圏・1月生産者物価指数(予想:前年比-2.6%、12月:-2.1%)
・19:00 ユーロ圏・1月失業率(予想:6.2%、12月:6.2%)
・22:15 米・2月ADP雇用統計(予想:前月比+4.2万人、1月:+2.2万人)
・23:45 米・2月サービス業PMI改定値(速報値:52.3)
・24:00 米・2月ISM非製造業景況指数(予想:53.8、1月:53.8)
・4:00  地区連銀経済報告 <CS>
配信元: フィスコ

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