NYの視点:米貿易赤字、2025年度の改善は小幅にとどまる、関税の影響はまだ限定的

配信元:フィスコ
投稿:2026/02/20 08:25
*08:25JST NYの視点:米貿易赤字、2025年度の改善は小幅にとどまる、関税の影響はまだ限定的 米商務省が発表した12月貿易収支は-703億ドルとなった。赤字幅は11月530億ドルから大幅に拡大し昨年5月来で最大となった。輸入は前月比+3.6%と、11月から鈍化したものの、伸びは予想以上だった。輸出はプラス改善予想に反し、2カ月連続のマイナスとなったことが赤字幅拡大につながった。2025年度の米貿易赤字は9015億ドル。1960年以降、米国の貿易赤字は2022年度に9273億ドルと過去最大を記録後も、2024年度の9035億ドルに続き、2025年度に小幅縮小したものの、関税による影響はまだ限定的となった。結果を受けて、エコノミストは貿易による国内総生産(GDP)への寄与度も小幅にとどまるか、または、成長を抑制する可能性を想定している。アトランタ連銀の予測においても、純輸出による10-12月GDPへの寄与度はほぼ織り込まれていない。インフレ懸念が高まる一方で、成長にも依然リスクは残る。


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