ドル高・円安にポンド高・ユーロ安も交錯 ドル円153円台後半=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/18 21:04
ドル高・円安にポンド高・ユーロ安も交錯 ドル円153円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル高・円安に加えてポンド高・ユーロ安も交錯している。ドル円の上昇が最も目立っており、東京午前の153円台前半からロンドン市場では153円台後半へと買われている。米10年債利回りが上昇しており、日米金利差を意識したドル円の上昇に寄与している。ドル高圧力はユーロドルの下落に明確に示されており、1.18台半ばから前半へと軟化している。一方、ポンドドルは1.35台後半で底堅く推移している。ユーロ対ポンドでもユーロ売り・ポンド買いが鮮明になっている。ポンド買いは、この日発表された英CPIでコアインフレが予想ほどは鈍化しなかったことが背景。英株式市場がヘッドラインのインフレ鈍化に買われているのとは対照的な為替市場の動きとなっている。このあとのNY市場では耐久財受注や住宅着工、鉱工業生産など一連の米経済指標が発表されるほか、取引後半には米FOMC議事録の公表が控えている。

 ドル円は153円台後半での取引。東京午前の153.07付近を安値として、その後は堅調に推移している。ロンドン午前には高値を153.86付近まで伸ばした。米債利回りの上昇、欧州株や米株先物・時間外取引などが日米金利差やリスク選好などの面からドル円を下支えしている。

 ユーロドルは1.18台前半での取引。東京朝方の1.1857付近を高値に売られており、ロンドン序盤には安値を1.1829付近まで広げた。ユーロ円は東京午前に181.42付近を安値に、182円ちょうど近辺まで買われた。ロンドン朝方にかけてはいったん181.70付近まで反落も、ロンドン序盤には高値を182.07付近まで伸ばした。足元では181円台後半と上昇一服。対ポンドでは、ポンド買い圧力を受けてユーロ安に傾いている。

 ポンドドルは1.35台後半での取引。東京市場午前はユーロドルとともに軟調に推移したが、日本時間午後4時に発表された英CPIでコアやサービスが予想ほどの伸び鈍化を示さなかったことがポンド買いを誘った。ロンドン序盤には高値を1.3582付近まで伸ばした。足元でも1.35台後半にとどまっており、ユーロドルの軟調な動きとは対照的。ポンド円は東京午前の207.63付近を安値に買われ、ロンドン市場では高値を208.84付近に更新した。足元では208.50台に踏みとどまっている。ユーロポンドは英CPIをきっかけに下落。0.8741付近を高値に0.8717付近まで下押しされている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)