下降モメンタムがさらに加速するか
【注目ポイント】「1.15840ドル」で下値サポートされるか否か
【シナリオ①】同レートでの下値サポートなら、「1.17000ドル」付近までの上昇
【シナリオ②】同レート割れなら、「1.15000ドル」割れを模索する展開に
【当面の“主戦場”(コアレンジ)】「1.15000~1.17000ドル」
昨年12月24日、直近高値となる「1.18024ドル」を付けた後、「上値抑制」→「下値切り下げ」の相場付きとなっているユーロ/米ドル。足もとではもう一段の下値切り下げとなり得るシグナルが出現しています。
上図の各メルクマールをそれぞれ見ていくと、1) 21日MA(移動平均線)が右肩下がりであること、2) 遅行スパンがローソク足を下抜ける“逆転”が示現しつつある(上図黄色丸印)こと、3) ローソク足の上方に青色雲(=サポート帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして4) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなり、ADXが横ばいから右肩上がりでの推移になりつつある(上図青色点線丸印)ことから、現在のユーロ/米ドル・日足チャートは下降トレンド序盤を示すチャート形状と判断します。
その他では、ⅰ) ローソク足がBB(ボリンジャーバンド)・-1σラインと同・-2σラインの間を推移する“下降バンドウォーク”となっていること、さらにはⅱ) BB・±2σラインが拡張する“エクスパンション”が示現していることを合わせると、今後のユーロ/米ドルはトリガー次第では下降モメンタムが加速する可能性も。
そんな中、足もとでの注目ポイントは・・・200日MAをメドとする「1.15840ドル」(上図黄色矢印および黒色線)で下値サポートされるか否か。
筆者が想定する今後のシナリオは以下の通りです。(シナリオ①、②)
[シナリオ①]
この先、「1.15840ドル」で下値サポートされた場合は、「(重要線での)下値固め」→「反発/上昇フロー」となりそうです。当該ケースでは、「下降バンドウォーク崩れ」や「SARの買いサインへの転換」、また「-DI>+DIの乖離縮小」なども伴いながら、約1カ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MAをメドとする「1.17000ドル」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇となりそうです。
[シナリオ②]
一方で、「1.15840ドル」を終値ベースで割り込んだ場合は、「200日MA割れ」→「もう一段の下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「下降バンドウォークの継続」、また「-DI>+DIの乖離拡大」なども伴いながら、昨年11月24日以来の安値水準である「1.15000ドル」(上図Ⓑ水色線)割れを模索する展開になりそうです。特に、上述した「遅行スパンの“逆転”」が示現したケースでは、下降モメンタムが加速するトリガーとなり得そうです。
上記シナリオ①および②を概括すると、現下のユーロ/米ドルはもう一段の下値切り下げタイミングを模索する中、当面※は「1.15000~1.17000ドル」を“主戦場”(コアレンジ)とする動きになりそうです。 (※ここでの「当面」は、1~2週間のスパンを想定しています。)
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