【これからの見通し】本日も米雇用関連指標に注目、失業保険申請や単位労働費用など
【これからの見通し】本日も米雇用関連指標に注目、失業保険申請や単位労働費用など
今週は、ベネズエラ危機に関連した市場動向は次第に一服してきている。原油相場や貴金属相場は反落の流れを示しており、危機発生後の安全資産買いやリスク回避の動きは落ち着いた。市場の関心はあすの米雇用統計発表に集まっている状況だ。
昨日発表された米ADP雇用統計は4.1万人増と市場予想5万人増をしたまわった。前回値は3.2万人減から2.9万人減へと修正された。一方、米非製造業景気指数が改善するなかで、その雇用指数は52.0と前回48.9から景気拡大圏へと転じている。サービス業での雇用状況は力強い結果が示された。JOLTS求人件数は714.6万件と前回の767.0万件からペースダウン。いずれもまちまちの強弱感だった。
混沌とした状況の下で、本日の米指標はどうか。米新規失業保険申請件数は21.2万件と前回の19.9万件の良好な結果からはやや増加する見込み。第3四半期の単位労働費用は-0.1%と前回の+1.0%からは伸びが鈍化する予想になっている。いずれも雇用市場の一段の力強さが示される結果は予想されていない。
現時点では、明日の米雇用統計の強弱感に影響を与えるような決定打はでていない。ベネズエラ情勢に対する初動反応が一巡した状況で、やや調整圧力が継続しそうだ。株式市場の調整売りや米債利回りの上昇一服などをにらんだ展開となろう。
この後の海外市場で発表される経済指標は、上記の米雇用関連指標のほかにも盛りだくさんだ。ユーロ圏では、ドイツ製造業新規受注(11月)、フランス貿易収支(11月)、フランス経常収支(11月)、ユーロ圏雇用統計(11月)、ユーロ圏消費者信頼感指数(確報値)(12月)、ユーロ圏景況感指数(12月)、ユーロ圏生産者物価指数(PPI)(11月)などが発表される。その他には、スイス消費者物価指数(CPI)(12月)、南アフリカ製造業生産高(11月)、ブラジル鉱工業生産指数(11月)、メキシコ消費者物価指数(CPI)(12月)などの発表予定がある。
米国ではチャレンジャー人員削減数(12月)、貿易収支(10月)、非農業部門労働生産性指数(速報値)(2025年 第3四半期)卸売在庫(確報値)(10月)、カナダでは国際商品貿易(10月)などが発表される。
このあとのロンドン時間には調査系の指標として、ECBユーロ圏消費者インフレ期待(11月)、英DMPインフレ調査(12月)などもインフレに対する消費者や企業の見方の参考となろう。NY時間には米NY連銀インフレ期待(12月)も発表される。ただ、市場では米FOMCではその政策判断の軸足がインフレから雇用に移行してきているとの見方があり、あすの米雇用統計が本命となっている。
発言イベント関連では、スイス中銀議事録(12月11日開催分)ミランFRB理事のTV出演や講演などが予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
今週は、ベネズエラ危機に関連した市場動向は次第に一服してきている。原油相場や貴金属相場は反落の流れを示しており、危機発生後の安全資産買いやリスク回避の動きは落ち着いた。市場の関心はあすの米雇用統計発表に集まっている状況だ。
昨日発表された米ADP雇用統計は4.1万人増と市場予想5万人増をしたまわった。前回値は3.2万人減から2.9万人減へと修正された。一方、米非製造業景気指数が改善するなかで、その雇用指数は52.0と前回48.9から景気拡大圏へと転じている。サービス業での雇用状況は力強い結果が示された。JOLTS求人件数は714.6万件と前回の767.0万件からペースダウン。いずれもまちまちの強弱感だった。
混沌とした状況の下で、本日の米指標はどうか。米新規失業保険申請件数は21.2万件と前回の19.9万件の良好な結果からはやや増加する見込み。第3四半期の単位労働費用は-0.1%と前回の+1.0%からは伸びが鈍化する予想になっている。いずれも雇用市場の一段の力強さが示される結果は予想されていない。
現時点では、明日の米雇用統計の強弱感に影響を与えるような決定打はでていない。ベネズエラ情勢に対する初動反応が一巡した状況で、やや調整圧力が継続しそうだ。株式市場の調整売りや米債利回りの上昇一服などをにらんだ展開となろう。
この後の海外市場で発表される経済指標は、上記の米雇用関連指標のほかにも盛りだくさんだ。ユーロ圏では、ドイツ製造業新規受注(11月)、フランス貿易収支(11月)、フランス経常収支(11月)、ユーロ圏雇用統計(11月)、ユーロ圏消費者信頼感指数(確報値)(12月)、ユーロ圏景況感指数(12月)、ユーロ圏生産者物価指数(PPI)(11月)などが発表される。その他には、スイス消費者物価指数(CPI)(12月)、南アフリカ製造業生産高(11月)、ブラジル鉱工業生産指数(11月)、メキシコ消費者物価指数(CPI)(12月)などの発表予定がある。
米国ではチャレンジャー人員削減数(12月)、貿易収支(10月)、非農業部門労働生産性指数(速報値)(2025年 第3四半期)卸売在庫(確報値)(10月)、カナダでは国際商品貿易(10月)などが発表される。
このあとのロンドン時間には調査系の指標として、ECBユーロ圏消費者インフレ期待(11月)、英DMPインフレ調査(12月)などもインフレに対する消費者や企業の見方の参考となろう。NY時間には米NY連銀インフレ期待(12月)も発表される。ただ、市場では米FOMCではその政策判断の軸足がインフレから雇用に移行してきているとの見方があり、あすの米雇用統計が本命となっている。
発言イベント関連では、スイス中銀議事録(12月11日開催分)ミランFRB理事のTV出演や講演などが予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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