脱ドル化は、米国によるベネズエラ介入後も引き続きリスク要因=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/06 05:33
 きょうの為替市場はNY時間に入ってドルの戻り売りが優勢となり、ドル円は156.10円付近まで一時下落している。21日線に再び顔合わせしており、明日以降の動きが注目される。米国によるベネズエラ軍事作戦にもかかわらず、米株式市場を始め市場は落ち着いた反応を見せており、ダウ平均は最高値を更新する中、リスク回避のドル高の動きが後退しているようだ。

 アナリストはレポートで、週末の米軍によるベネズエラのマドゥロ大統領排除作戦は、ドルの基軸通貨としての地位に対する脅威を解消するものではないと指摘。逃避買いを背景にドルは一時上昇したものの、その動きは限定的で、ベネズエラ情勢に対する市場の反応もいまのところ比較的落ち着いているという。

 同アナリストは、貿易や外貨準備、国際取引におけるドルの利用を減らそうとする「脱ドル化」のテーマは、この種のニュースで消えるものではないと述べている。

 また、金利差から見ればドルは下落すべき一方、成長見通しからは上昇が示唆されるなど、相反する要因が存在しており、不確実性は依然として高い水準にあるとしている。

USD/JPY 156.24 EUR/USD 1.1725 GBP/USD 1.3545

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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