ジェネレーションパス---25年10月期増収・純利益が大幅な黒字化、商品企画関連事業の売上高・利益が伸長

配信元:フィスコ
投稿:2025/12/17 11:22
*11:22JST ジェネレーションパス---25年10月期増収・純利益が大幅な黒字化、商品企画関連事業の売上高・利益が伸長 ジェネレーションパス<3195>は15日、2025年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.0%増の165.52億円、営業利益が同39.9%増の1.14億円、経常利益が同700.9%増の1.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.61億円(前期は1.38億円の損失)となった。

ECマーケティング事業の売上高は前期比0.2%増の133.08億円、セグメント利益は同10.2%減の2.61億円となった。ECサポート事業での案件獲得が当初の予想どおり進まなかったものの、メインのマーケティング事業では変化する消費者ニーズを的確に捉え、D2C商品を拡大販売するとともに各種セールの実施や新生活アイテム・季節商材を継続的に導入したことにより、家具・家電・生活雑貨等の販売が好調に推移し、前期比で増収を達成した。一方、利益面については、メインのマーケティング事業では中期経営計画に沿った各種施策の効果で利益率の改善が図られたものの、Unique Stores Platform事業への立上投資及びECサポート事業での売上不足の影響により、全体としてのセグメント利益は減益となった。

商品企画関連事業の売上高は同11.4%増の32.30億円、セグメント利益は同98.0%増の1.62億円となった。青島新綻紡貿易有限会社及びGenepa Vietnam Co. ,Ltd.社の受注及び納品が好調な水準であったこと等により、売上高は前期比で増収となった。利益面については、主としてGenepa Vietnam Co. ,Ltd.社において生産管理を強化するとともに豪州・イタリアなど海外や日本の新規取引先からの受注を拡大させたことにより利益額が大幅に上昇したこと、及び青島新綻紡貿易有限会社が開発したリカバリーウェアや新規機能性繊維を用いた商品の受注増加による堅調な業績が寄与したことから大幅な増益を達成した。

2026年10月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比12.4%増の186.00億円、営業利益は同118.6%増の2.50億円、経常利益は同34.4%増の2.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.5%増の1.80億円を見込んでいる。



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