米外為市場サマリー:米労働市場の減速懸念で一時154円40銭まで軟化
16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円72銭前後と前日と比べて50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=181円75銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高だった。
この日に米労働省が発表した10~11月の雇用統計は、11月の非農業部門の雇用者数が前月に比べ6万4000人の増加となった半面、失業率は4.6%と9月の4.4%から上昇。10月の非農業部門の雇用者数が同10万5000人の減少となったこともあり、米労働市場の減速が懸念された。また、米商務省が発表した10月の小売売上高は前月から横ばいとドルの買い材料にはならず、ドル円相場は一時154円40銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったが、日銀の追加利上げ観測などが重荷となり戻りは限定的だった。一方、S&Pグローバルが発表した12月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が前月から低下したことなどを背景にユーロが軟調だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1747ドル前後と前日に比べて0.006ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米労働省が発表した10~11月の雇用統計は、11月の非農業部門の雇用者数が前月に比べ6万4000人の増加となった半面、失業率は4.6%と9月の4.4%から上昇。10月の非農業部門の雇用者数が同10万5000人の減少となったこともあり、米労働市場の減速が懸念された。また、米商務省が発表した10月の小売売上高は前月から横ばいとドルの買い材料にはならず、ドル円相場は一時154円40銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったが、日銀の追加利上げ観測などが重荷となり戻りは限定的だった。一方、S&Pグローバルが発表した12月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が前月から低下したことなどを背景にユーロが軟調だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1747ドル前後と前日に比べて0.006ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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