午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、動意に乏しく方向感欠く
16日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続伸。重要イベントを控えて全般的に模様眺めムードで、前日の終値を挟んで方向感なく推移し値幅は14銭にとどまった。
日本時間今晩に米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で公表が遅れた11月の米雇用統計のほか、10月の米小売売上高や12月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。米国の労働市場の動向や景況感を見極めたいとして積極的な売買が手控えられた。また、日銀が18~19日に開く金融政策決定会合を控えていることも動きにくさにつながっている様子。市場では0.25%の利上げが決まり、その後も利上げを続ける方針を示すとの見方が多いが、会合で景気を熱しも冷ましもしない中立金利の推計を見直すとの観測がくすぶっていることが重荷となっているようだった。なお、きょうは財務省が流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を実施し、応札倍率は3.10倍と前回(11月7日)の3.25倍を下回ったものの相場への影響は限定的だった。
先物3月限の終値は前日比4銭高の133円43銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日と同じ1.950%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
日本時間今晩に米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で公表が遅れた11月の米雇用統計のほか、10月の米小売売上高や12月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。米国の労働市場の動向や景況感を見極めたいとして積極的な売買が手控えられた。また、日銀が18~19日に開く金融政策決定会合を控えていることも動きにくさにつながっている様子。市場では0.25%の利上げが決まり、その後も利上げを続ける方針を示すとの見方が多いが、会合で景気を熱しも冷ましもしない中立金利の推計を見直すとの観測がくすぶっていることが重荷となっているようだった。なお、きょうは財務省が流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を実施し、応札倍率は3.10倍と前回(11月7日)の3.25倍を下回ったものの相場への影響は限定的だった。
先物3月限の終値は前日比4銭高の133円43銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日と同じ1.950%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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