日宣、今期経常を2.3倍上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　日宣 <6543> [東証Ｓ] が12月12日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。26年2月期の連結経常利益を従来予想の4.7億円→10.6億円(前期は4.1億円)に2.3倍上方修正し、増益率が14.6％増→2.6倍に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.2億円→8.1億円(前年同期は2.5億円)に3.6倍増額し、一転して3.3倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の29円→32円(前期は27円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2026年２月期第３四半期累計期間において、当社が出資する投資事業組合の運用益590百万円を営業外収益として計上することによるものです。

　　当社では、連結株主資本配当率（DOE）３％を目処に、株主への利益還元を行う方針としております。今般、2026年２月期第３四半期累計期間において、当社が出資する投資事業組合の運用益590百万円を営業外収益として計上することとなり、2026年２月期期末連結株主資本の額が当初の想定よりも増加する見込となったことから、配当予想の修正を行うものです。※上記の各数値につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。