<注目銘柄>=ナガセ、M&A効果発揮で来期の更なる利益拡大に期待
ナガセ<9733.T>はM&A戦略で成長軌道をまい進している。26年3月期は営業利益が10期ぶりに最高益を更新する見通しだが、来期以降の利益の更なる上積みを期待したい。
同社は受験塾「東進ハイスクール」や中学受験の「四谷大塚」など教育事業を展開。9月中間期は主力の高校生部門で在籍生徒数・追加講座申し込みが増え、大幅な増収増益を達成した。フィットネスジムの運営事業の買収による効果も収益拡大に寄与している。今期配当予想は普通配当100円に記念配当50円が上乗せされており、配当利回りが6%超と高水準だ。
中間期の営業利益の通期計画に対する進捗率は34.9%だが、同社は学習塾の生徒数がピークとなる下期に売り上げと利益が偏重する季節性を持つ。前期の中間期の進捗率が30.9%、前々期は31.5%だったことを踏まえると、順調な状況にあると言えるだろう。今年9月末時点の投資有価証券の評価差額はプラス197億6800万円。このうち純金上場信託ではプラス114億6500万円と、大幅な含み益を抱えているのも注目点となる。(如水)
出所:MINKABU PRESS
同社は受験塾「東進ハイスクール」や中学受験の「四谷大塚」など教育事業を展開。9月中間期は主力の高校生部門で在籍生徒数・追加講座申し込みが増え、大幅な増収増益を達成した。フィットネスジムの運営事業の買収による効果も収益拡大に寄与している。今期配当予想は普通配当100円に記念配当50円が上乗せされており、配当利回りが6%超と高水準だ。
中間期の営業利益の通期計画に対する進捗率は34.9%だが、同社は学習塾の生徒数がピークとなる下期に売り上げと利益が偏重する季節性を持つ。前期の中間期の進捗率が30.9%、前々期は31.5%だったことを踏まえると、順調な状況にあると言えるだろう。今年9月末時点の投資有価証券の評価差額はプラス197億6800万円。このうち純金上場信託ではプラス114億6500万円と、大幅な含み益を抱えているのも注目点となる。(如水)
出所:MINKABU PRESS
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