くすりの窓口が続伸、医療機関向けポータルサイト運営のメディ・ウェブを株式交換により完全子会社化へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/12/05 12:52
 くすりの窓口<5592.T>が続伸している。正午ごろ、医療機関のポータルサイト「EPARK クリニック・病院」を運営するメディ・ウェブ(東京都港区)を簡易株式交換により完全子会社化し、医療機関向け市場へ本格参入すると発表したことが好感されている。

 来年1月1日付でメディ・ウェブ株式1株に対して、くすりの窓口株式21.546株を割当交付する。くすりの窓口ではこれまでにも医薬品仕入れサポートサービス、電子カルテシステム、医事会計システムなど医療機関向けサービスを展開してきたが、25年3月末時点の顧客保有数は薬局の約3万8000件に対して、医療機関は約4300件と大きく差があった。今回、株式交換によりメディ・ウェブを子会社化することで、医療機関顧客保有数が倍増するほか、ポータルサイト・予約システムを起点とした顧客数の更なる増加や、それら顧客に対する既存サービスメニューのアップセルにより事業の拡大が期待できるとしている。なお、同件による26年3月期業績予想への影響は軽微としている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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