明日の為替相場見通し=株高が続けば堅調な展開に
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、株高が続けば一段と投資家心理が強気に傾きリスク選好的なドル買い・円売りが優勢となるだろう。予想レンジは1ドル=154円80銭~155円80銭。
3日発表された11月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想に反して減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)が9~10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が一段と強まっている。FRBの利下げが米景気を支えるとの見方を背景とした株高がドルの支えとなる半面、米長期金利が低下するようだと日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入しそうだ。
一方、日銀は18~19日の金融政策決定会合で利上げする可能性が高そうだが、積極財政を掲げる高市早苗政権が年末にかけて編成する26年度当初予算案で歳出の規模を膨らませるとの警戒感がくすぶっていることが円の重荷となっている。日本の財政悪化懸念がドル円相場を支える構図が続くかどうかも注目される。
なお、日本時間今晩には10月のユーロ圏小売売上高や、前週分の米新規失業保険申請件数の発表が予定されている。
出所:MINKABU PRESS
3日発表された11月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想に反して減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)が9~10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が一段と強まっている。FRBの利下げが米景気を支えるとの見方を背景とした株高がドルの支えとなる半面、米長期金利が低下するようだと日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入しそうだ。
一方、日銀は18~19日の金融政策決定会合で利上げする可能性が高そうだが、積極財政を掲げる高市早苗政権が年末にかけて編成する26年度当初予算案で歳出の規模を膨らませるとの警戒感がくすぶっていることが円の重荷となっている。日本の財政悪化懸念がドル円相場を支える構図が続くかどうかも注目される。
なお、日本時間今晩には10月のユーロ圏小売売上高や、前週分の米新規失業保険申請件数の発表が予定されている。
出所:MINKABU PRESS
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