藤コンポ、上期経常は一転15％増益で上振れ着地

　藤倉コンポジット <5121> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比15.2％増の28.9億円に伸び、従来の0.4％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の52億円に対する進捗率は55.6％に達し、5年平均の47.5％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比9.1％減の23億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.3％減の12.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の12.8％→11.9％に低下した。

株探ニュース