科研薬、上期経常が97％減益で着地・7-9月期も99％減益

　科研製薬 <4521> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比96.9％減の6億円に大きく落ち込み、通期計画の28億円に対する進捗率は21.7％にとどまり、5年平均の71.3％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比50.6％増の21.9億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比98.9％減の1.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の50.8％→0.9％に急低下した。

株探ニュース