スガイ、上期経常は一転45％増益で上振れ着地

　スガイ化学工業 <4120> [東証Ｓ] が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比45.0％増の2億6100万円に拡大し、従来の22.2％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の4億3000万円に対する進捗率は60.7％に達し、5年平均の40.3％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比63.6％減の1億6900万円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は9900万円の黒字(前年同期は8500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.2％→7.6％に急改善した。

株探ニュース