串カツ田中が急反落、「PISOLA」買収に伴う第三者割当増資で希薄化リスクを意識
串カツ田中ホールディングス<3547.T>が急反落した。同社は16日の取引終了後、イタリアンレストランチェーン「PISOLA」を運営するピソラ(滋賀県草津市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。あわせて、ピソラの代表取締役と株主らを割当予定先として合計163万3119株を新たに発行する予定だと開示した。潜在的な希薄化リスクを意識した売りが優勢となっている。ピソラの取得価額は、新株予約権分を含めて合計95億円。金融機関からの借り入れと、今回の第三者割当増資によって調達した資金を活用する。串カツ田中は郊外ロードサイド店を中心に展開するピソラを取り込み、業態の拡大を図るとともに相乗効果も生み出していく。譲渡実行日と第三者割当増資の払い込み期日はいずれも12月1日。第三者割当増資による発行済み株式総数に対する希薄化率は17.32%となる。
出所:MINKABU PRESS
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