ＡＢＥＪＡ、今期経常を18％上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　ＡＢＥＪＡ <5574> [東証Ｇ] が7月15日大引け後(15:30)に決算を発表。25年8月期第3四半期累計(24年9月-25年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の4億0200万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億7300万円→4億4200万円(前期は2億8600万円)に18.5％上方修正し、増益率が30.4％増→54.5％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常利益も従来予想の8100万円→1億5000万円(前年同期は8400万円)に85.2％増額し、一転して78.6％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の経常損益は1億1000万円の黒字(前年同期は1500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.8％→12.4％に急改善した。

株探ニュース