*12:45JST 昭栄薬品---資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
昭栄薬品<3537>は26日、2025年3月期の財務状況に関する現状評価と改善に向けた方針について発表した。
同社のROEは6.2%となり、2025年3月期に目標として掲げていた売上高250億円を達成したものの、依然として株主資本コストの約7%には届いていない状況にある。このため、収益性向上が課題となっており、特に当期純利益率の改善が求められる。
ROE6.2%の内訳は、当期純利益率が2.1%、総資産回転率が1.5回、財務レバレッジが2.0倍となっているが、純利益率の向上を図る取り組みが必要であると認識されている。また、同社のPBRは、2023年12月の株主優待制度導入を受けて改善したものの、依然として0.63倍と低水準にとどまり、PER(株価収益率)も直近5期間平均で10倍を下回る状況にある。これらは、資本収益性の改善と同時に、事業の成長性に対する市場からの評価が不足していることが背景にある。
今後の方針としては、収益性改善によるROE向上に取り組み、継続して資本コストを上回る資本収益性を実現し、中長期的にはROE8%以上とPBR1倍以上を目指す。
成長戦略として、化学品事業では海外売上や環境関連ビジネスの拡大を目指し、日用品事業では新商品開発とEC売上増加を目指す。土木建設資材事業では新工法や薬剤の拡販を進める。人的資本とシステム投資により業務効率化を図り、株主還元では累進配当や株主優待の強化、自己株式取得を実施する。IR活動では情報開示を強化し、市場からの評価の向上を目指す。
<AK>
同社のROEは6.2%となり、2025年3月期に目標として掲げていた売上高250億円を達成したものの、依然として株主資本コストの約7%には届いていない状況にある。このため、収益性向上が課題となっており、特に当期純利益率の改善が求められる。
ROE6.2%の内訳は、当期純利益率が2.1%、総資産回転率が1.5回、財務レバレッジが2.0倍となっているが、純利益率の向上を図る取り組みが必要であると認識されている。また、同社のPBRは、2023年12月の株主優待制度導入を受けて改善したものの、依然として0.63倍と低水準にとどまり、PER(株価収益率)も直近5期間平均で10倍を下回る状況にある。これらは、資本収益性の改善と同時に、事業の成長性に対する市場からの評価が不足していることが背景にある。
今後の方針としては、収益性改善によるROE向上に取り組み、継続して資本コストを上回る資本収益性を実現し、中長期的にはROE8%以上とPBR1倍以上を目指す。
成長戦略として、化学品事業では海外売上や環境関連ビジネスの拡大を目指し、日用品事業では新商品開発とEC売上増加を目指す。土木建設資材事業では新工法や薬剤の拡販を進める。人的資本とシステム投資により業務効率化を図り、株主還元では累進配当や株主優待の強化、自己株式取得を実施する。IR活動では情報開示を強化し、市場からの評価の向上を目指す。
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