ドル円142.30円台に軟化、朝の高値から1円近く下落 二転三転トランプ安心できず

著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/04/23 09:55
ドル円142.30円台に軟化、朝の高値から1円近く下落 二転三転トランプ安心できず

トランプ発言を受けドル買いが強まりドル円は一時143.22円付近まで急伸した。ただ、その後は142.30円台に下落している。トランプ発言でつけた高値から1円近くも下げている。マーケットは二転三転するトランプ氏の言葉を信用しておらず、ドル上昇は一服している。G20/G7財務相会合への警戒感も高まっている。

ユーロドルやポンドドルは下げ縮小。米中緩和期待で豪ドルは対ドルで堅調だ。ドル指数は上昇幅を縮小している。米債利回りは時間外で低下、債券価格が上昇している。

トランプ氏はパウエルFRB議長に不満を抱いているものの解任するつもりはない。1度もそんなことはなかった、マスコミは勝手に報道するものだとコメント。金融市場の混乱の沈静化を図ったとみられる。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)