アジア株 総じて上昇、上海株は小幅続伸

著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/04/15 18:29
東京時間17:49現在
香港ハンセン指数   21466.27(+48.87 +0.23%)
中国上海総合指数  3267.66(+4.85 +0.15%)
台湾加権指数     19857.67(+344.58 +1.77%)
韓国総合株価指数  2477.41(+21.52 +0.88%)
豪ASX200指数    7761.72(+13.13 +0.17%)
インドSENSEX30種  76773.69(+1616.43 +2.15%)

 15日のアジア株は総じて上昇。トランプ政権が相互関税の対象からスマートフォンなどを除外したことで、関税への過度な警戒感が後退して、前日の米国株は上昇した。また、自動車関税の一時免除を検討などと報じられたこともあり、アジア市場でも貿易摩擦への過度な警戒感が後退して、おおむね堅調な推移を見せた。タイ市場は休場。
   
 上海総合指数は小幅続伸。銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医薬品メーカーの四川百利天恒薬業、酒造会社の貴州茅臺酒が買われる一方で、化学品メーカーの万華化学集団、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)、天然ガス供給会社の新奥能源控股(ENNエナジー・ホールディングス)、食品メーカーの康師傅控股(ティンイー)、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)が買われる一方で、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、ホテル・娯楽施設運営の銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテインメント)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、データセンターのネクストディーシーが買われる一方で、小売会社のウールワース・グループ、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。

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