■フジHD <4676> 2,687.5円 (+135.5円、+5.3%)
フジ・メディア・ホールディングス <4676> [東証P]が5日続急伸。同社は3月31日の取引終了後、元タレントの中居正広氏を巡る一連の問題に関し、第三者委員会の調査報告書を受領したと発表した。一連の騒動が終息に向かい、ガバナンス体制も改善に向けて前進するとの見方が株式市場に広がり、PBR(株価純資産倍率)が低水準にあることも相まって、買いが集まったようだ。同日にフジHDは人権・コンプライアンスに関する対応の強化策についても発表。グループ人権委員会を設立するとともに、コンプライアンス所管部署を強化する方針を示した。
■すららネット <3998> 362円 (+17円、+4.9%)
すららネット <3998> [東証G]が3日ぶり大幅反発。同社は1日、経済産業省の令和6年度補正予算「地域未来人材育成支援民間サービス等利活用促進事業費補助金(通称:校務改革支援補助金2025)」の事業者として採択されたと発表。これにより、全国の教育委員会・小中高校は、同補助金を活用して「すららネット」のICT教材を無償で導入することが可能になるといい、これが買い手掛かりとなったようだ。
■コスモスイニ <8844> 1,163円 (+52円、+4.7%)
コスモスイニシア <8844> [東証S]が大幅反発。衰えを知らぬインバウンド消費熱はホテルなど宿泊施設の単価と稼働率いずれも上昇させ、関連企業の収益に貢献している。また、不動産投資分野でも海外マネーの存在が大きく、都心部を中心にマンションや地価上昇を後押ししている。そのなか、同社は都市部を中心にマンション開発・販売を手掛けるほか、外国人観光客の長期滞在向けアパートメントホテルなどでも実績が高い。 インバウンドの恩恵を正面から享受し、業績は高成長トレンドに突入している。それに対してPERやPBRが非常に低く、株式需給面でも戻り売り圧力の希薄な実質青空圏を走る展開にある。
■MrMax <8203> 685円 (+23円、+3.5%)
ミスターマックス・ホールディングス <8203> [東証P]が3日ぶり大幅反発。1日午後3時ごろ、集計中の25年2月期連結業績について、売上高が従来予想の1320億円から1365億円(前の期比5.3%増)へ、営業利益が33億円から38億円(同25.8%増)へ、純利益が22億円から24億7000万円(同1.1%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。節約志向の高まりで価格訴求を行った洗剤や食品などの売り上げが好調に推移したことが要因としている。また、業績上振れに伴い、期末一括配当予想を20円から23円へ引き上げた。
■TOPPAN <7911> 4,154円 (+100円、+2.5%)
TOPPANホールディングス <7911> [東証P]が4日ぶり反発。SMBC日興証券は3月31日、TOPPANの投資評価を「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は4200円から5200円に増額修正した。半導体パッケージ基板の「FC-BGA」について、業界環境が冴えないなかでも利益を創出し、株式市場からの期待が高まっていると指摘。生活・産業事業分野のフィルム・パッケージ事業の成長とともに、FC-BGAの生産能力拡大も進めば、業績拡大の確度が更に高まる可能性があるとみる。同証券はTOPPANの26年3月期営業利益予想を従来の1080億円から1120億円に引き上げた。
■スタメン <4019> 875円 (+21円、+2.5%)
スタメン <4019> [東証G]が4日ぶり反発。1日、従業員の定着率向上や情報共有の促進などを実現するエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」をウィザス <9696> [東証S]が採用したと発表しており、好材料視された。ウィザスではグループ社員数が1000人を超え、教場・事業所の数も全国に200カ所を超える事業規模になったことから、グループ理念の浸透を含めタイムリーな情報共有の課題を抱えていたという。その課題解消として「TUNAG」が持つ組織のビジョンやミッションを全社員に浸透させるための機能を活用。また、社内コミュニケーションを円滑にするための機能活用により、各カンパニー・個社間でのリアルタイムでのメッセージングや部門間のコラボレーションの実現を図るとしている。
■愛知鋼 <5482> 7,180円 (+170円、+2.4%)
愛知製鋼 <5482> [東証P]が続伸。3月31日の取引終了後、自社株12万7488株を同日付で消却したと発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は1910万9187株となる。
■Fインタ <7050> 2,069円 (+47円、+2.3%)
フロンティアインターナショナル <7050> [東証G]が反発。3月31日の取引終了後、デジタルマーケティング支援事業を手掛けるヴァンクラフト(東京都港区)の株式の90%を4月30日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。ヴァンクラフトは、コンセプトメイクからアウトプットまでを、デジタルを中心としたプロモーションやグラフィック、映像、キャンペーンサイト、ECサイトなどさまざまな手法を用いてクライアントの課題を解決するデジタルマーケティング支援事業を展開しており、Fインタグループの事業領域の拡大及び更なる付加価値の向上に親和性が高いと判断したという。取得価額は3000万円。同時に、コンサルティング事業とデジタルソリューション事業を展開するKT Partners(東京都港区)の株式の20%を4月30日付で取得し持ち分法適用関連会社化すると発表した。マーケティングの上流工程としてのコンサルティング機能がFインタ事業のプレゼンスの向上に貢献が期待されることに加えて、デジタルソリューション事業について、労働集約の対極としてFインタ事業との親和性が高いと判断したという。取得価額は3500万円。なお、両件による25年4月期業績への影響は軽微としている。
■エイジス <4659> 2,480円 (+36円、+1.5%)
エイジス <4659> [東証S]が3日ぶり反発。3月31日の取引終了後、パーソルマーケティング(東京都新宿区)が運営する棚卸事業、リテール事業、軽作業事業及びそれらに付随する事業を9月1日付で譲り受けると発表しており、好材料視された。グループのリテイルサポート事業の拡大を図るのが狙いとしており、譲受価額は22億5500万円。なお、25年3月期業績予想への影響はないとしている。
■芙蓉リース <8424> 3,913円 (+54円、+1.4%)
芙蓉総合リース <8424> [東証P]が3日ぶり反発。3月31日取引終了後、連結子会社の芙蓉オートリースがイーストン(埼玉県春日部市)から鉛蓄電池の再生事業「MOTTA(モッタ)」を譲り受けたと発表した。4月1日から営業開始する。これが材料視されたようだ。
※1日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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3998
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365.0
(04/25)
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+3.0
(+0.82%)
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4019
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1,000.0
(04/25)
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+8.0
(+0.80%)
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4659
|
2,466.0
(04/25)
|
-25.0
(-1.00%)
|
4676
|
2,996.5
(04/25)
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+53.0
(+1.80%)
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5482
|
7,640.0
(04/25)
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-340.0
(-4.26%)
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7050
|
2,129.0
(04/25)
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+25.0
(+1.18%)
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7911
|
3,980.0
(04/25)
|
+37.0
(+0.93%)
|
8203
|
679.0
(04/25)
|
+2.0
(+0.29%)
|
8424
|
3,965.0
(04/25)
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-7.0
(-0.17%)
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8844
|
1,198.0
(04/25)
|
-11.0
(-0.90%)
|
9696
|
2,439.0
(04/25)
|
+96.0
(+4.09%)
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