午後:債券サマリー 先物は上昇、日銀オペで上げ幅拡大 長期金利1.545%に低下
28日の債券市場で、先物中心限月6月限は上昇した。日銀の定例の国債買い入れオペの結果で一定の債券保有ニーズが示されたことを受け、債券需給を巡る懸念が和らぎ、午後に上げ幅を拡大する展開となった。
日銀が実施した4本の国債買い入れオペのうち、長期ゾーンとなる「残存期間5年超10年以下」の応札倍率は2.13倍となり、前回オペの3.10倍から低下した。日銀に対する売り需要が低下し、一定の保有意欲が確認できたとの見方から買いが入った。米長期金利が時間外取引で低下(債券価格は上昇)したことも、円債相場には支援材料となった。先物は午後に一時137円84銭まで上昇した。
朝方は軟調な滑り出しだった。総務省が28日に発表した東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比2.4%上昇した。伸び率は1月を上回り、市場予想に対しても上振れした。日銀の追加利上げ観測を広げ、寄り付き直後に137円34銭まで下げる場面があった。
先物6月限は前営業日比38銭高の137円77銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時過ぎの時点で、前日比で0.035ポイント低い1.545%で推移。一時1.540%まで低下した。
出所:MINKABU PRESS
日銀が実施した4本の国債買い入れオペのうち、長期ゾーンとなる「残存期間5年超10年以下」の応札倍率は2.13倍となり、前回オペの3.10倍から低下した。日銀に対する売り需要が低下し、一定の保有意欲が確認できたとの見方から買いが入った。米長期金利が時間外取引で低下(債券価格は上昇)したことも、円債相場には支援材料となった。先物は午後に一時137円84銭まで上昇した。
朝方は軟調な滑り出しだった。総務省が28日に発表した東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比2.4%上昇した。伸び率は1月を上回り、市場予想に対しても上振れした。日銀の追加利上げ観測を広げ、寄り付き直後に137円34銭まで下げる場面があった。
先物6月限は前営業日比38銭高の137円77銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時過ぎの時点で、前日比で0.035ポイント低い1.545%で推移。一時1.540%まで低下した。
出所:MINKABU PRESS
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