外為サマリー:一時151円20銭台に上伸、都区部CPIの影響限定的

27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円05銭前後と前日に比べ50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米政権による関税強化がインフレ圧力を高めるとの見方が広がるなか、日米金利差の拡大が意識されるかたちで一時151円15銭をつけた。
ただ、この日の東京市場でドル円相場は150円77銭まで伸び悩む場面があった。朝方に総務省が発表した3月の東京都区部消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.4%上昇したことを受け、日銀の追加利上げ観測が強まった。とはいえ、その後は再びドル買い・円売りが優勢となり、午前9時40分ごろには一時151円21銭まで上伸。月末・年度末を前にした実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって、実需筋のドル需要が高まりやすいようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0795ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円97銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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