*07:52JST NYの視点:米2月耐久財はQ1GDPにプラス寄与を示唆、インフレ高止まり懸念がくすぶる
米商務省が発表した2月耐久財受注速報値は前月比+0.9%と、予想外に2カ月連続のプラスとなった。輸送用機器を除いた同月耐久財受注速報値は前月比+0.7%と、1月+0.1%から予想以上に伸びが拡大し、22年3月来で最大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除いた非国防出荷・資本財速報値は前月比+0.9%と、1月-0.2%からプラスに改善し昨年1月以降ほぼ1年ぶり最大の伸びを記録し、1-3月期のGDPにプラスに寄与する。
本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するセントルイス連銀のムサリム総裁は関税によるインフレが一時的な影響にとどまるかどうか明確ではないとし、第2次的な影響が出た場合、金利を従来想定されているよりも長期にわたり維持する可能性に言及。インフレが2%目標以上で高止まり、または、一段と上昇する可能性を警告し、インフレ期待の安定の重要さを強調した。ゴールドマンサックスはインフレ期待の上昇が今年の利下げ実施への障壁を高めると指摘。景気見通しの改善やインフレ高止まり懸念でドルも下げ止まる可能性がある。
<CS>
本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するセントルイス連銀のムサリム総裁は関税によるインフレが一時的な影響にとどまるかどうか明確ではないとし、第2次的な影響が出た場合、金利を従来想定されているよりも長期にわたり維持する可能性に言及。インフレが2%目標以上で高止まり、または、一段と上昇する可能性を警告し、インフレ期待の安定の重要さを強調した。ゴールドマンサックスはインフレ期待の上昇が今年の利下げ実施への障壁を高めると指摘。景気見通しの改善やインフレ高止まり懸念でドルも下げ止まる可能性がある。
<CS>
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=日米関税交渉と中小型株反発の行方を注視 04/15 17:30
-
東京株式(大引け)=285円高と続伸、自動車株などに見直し買い流入 04/15 16:12
-
トヨタなど自動車株が急伸、トランプ米大統領の自動車メーカー支援検討... 04/15 09:20
-
「大阪万博」が7位にランク、開幕後は連日メディアで取り上げられる<... 04/15 12:21
-
トランプ関税の激震下で存在感、「業績期待&親子上場」6銘柄選抜 <... 04/15 19:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 13:01
-
今日 13:01
-
今日 12:59