サンオータス、11-1月期(3Q)経常は4.3倍増益、今期配当を見送り

　サンオータス <7623> [東証Ｓ] が3月10日大引け後(15:30)に決算を発表。25年4月期第3四半期累計(24年5月-25年1月)の連結経常利益は前年同期比59.7％増の2.9億円に拡大したが、通期計画の4億円に対する進捗率は74.3％にとどまり、5年平均の86.2％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した2-4月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比30.4％増の1億円に拡大する計算になる。

　同時に、TOBに伴い、従来21円としていた今期の期末一括配当を見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.3倍の1.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.8％→3.5％に改善した。

株探ニュース