イチケン、今期経常を23％上方修正、配当も10円増額

　イチケン <1847> [東証Ｓ] が2月13日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期非連結比76.0％増の53.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の46.5億円→57億円に22.6％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.4億円→26.9億円に63.9％増額した計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→140円(前期は110円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期非連結比2.0倍の23.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.0％→8.8％に大幅改善した。

　※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別）当第３四半期累計期間の業績につきましては、本日公表しております2025年３月期第３四半期決算短信に記載のとおり、大型工事を中心に採算性が向上していることから、順調に推移しております。この結果、通期の業績予想につきまして、営業利益、経常利益及び当期純利益は、それぞれ前回予想を上回る見込みであります。