ＳＣＳＫ、今期最終を4％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　ＳＣＳＫ <9719> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比5.2％増の297億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の445億円→465億円(前期は404億円)に4.5％上方修正し、増益率が10.0％増→14.9％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の252億円→272億円(前年同期は219億円)に7.9％増額し、増益率が14.9％増→24.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の68円→71円(前期は60円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比7.0％増の105億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の11.7％→12.0％に上昇した。

株探ニュース