ドル買い優勢、米FOMCを控えて ユーロドル一時1.04台割れ=ロンドン為替概況
ドル買い優勢、米FOMCを控えて ユーロドル一時1.04台割れ=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル買いが優勢。米FOMCの政策金利発表やパウエル議長会見を控えて調整の動きが入ったもよう。この時間帯はユーロドルの下げが主導した面が強く、そのきっかけとしては日本時間午後4時に発表された2月独GfK消費者信頼感の悪化に反応していた。ユーロ売りが先行し、対ポンドなどでも動きがみられた。ただ、対ポンドでのユーロ売りは続かず、ポンドドルも軟調に推移した。豪ドル/ドルやドルカナダでもドル買いの動きがみられている。ユーロドルは1.04台半ばから一時1.04台割れ、ポンドドルは1.24台後半から前半へと軟化、豪ドル/ドルは0.62台前半と東京午前の安値を更新。ドルカナダは1.43台後半から1.44台前半へと上昇。この後のカナダ中銀政策金利発表では25bp利下げがコンセンサスとなっている。米FOMCでは据え置きがほぼ完全に織り込まれている。円相場は東京市場で円高傾向を示したが、ロンドン市場でもクロス円が一段安となっている。ユーロ円は161円台後半、ポンド円は一時193円台割れ、豪ドル円は96円台後半、カナダ円は107円台半ば近くまで一段と軟化している。ドル円は東京市場で155円台後半から155円付近まで下落したあとは下げ一服。155円台半ばへと買い戻されている。欧州株や米株先物は概ね買いが優勢で、リスク動向は落ち着いている。次第に米FOMC待ちのムードが広がってきている。
ドル円は155円台半ばでの取引。東京午前の155.79近辺を高値に、その後は売りに押された。東京午後及びロンドン朝方には155円ちょうど付近まで下落した。しかし、大台割れには至らず155円台半ばへと反発している。ロンドン時間には米債利回りが上昇している。
ユーロドルは1.04付近での取引。東京市場では1.0430-40レベルでの揉み合いが続いた。ロンドン朝方に1.0444近辺まで買われたあとは売りに押されている。独GfK消費者信頼感が弱含んだことをきっかけにユーロ売りの面がみられたが、次第にドル全般の買いが優勢となっている。ユーロドルは1.0395近辺まで安値を広げた。ユーロ円は東京市場からの軟調な流れが継続。東京午前の162.49近辺を高値にロンドン序盤にかけては161.55近辺まで安値を広げた。対ポンドではユーロ売りが先行したが、その後は買い戻されるなど持続性は見られず。あすのECB理事会では25bp利下げが市場コンセンサスとなっている。
ポンドドルは1.24台前半での取引。東京市場では1.2430台からじり高となり、ロンドン朝方には1.2463近辺まで買われた。その後はユーロドルの下げとともに売りに転じている。足元では安値を1.2411近辺に広げている。ポンド円は東京午前の193.76近辺を高値にその後は売りに押されている。ロンドン序盤には192.82近辺に安値を広げた。ユーロポンドは0.8388から0.8364のレンジで下に往って来いだが、足元ではややユーロ売りの動きをみせている。目立ったポンド買い材料は見当たらず、米FOMCイベント前の調整の面が強いようだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
ロンドン市場では、ドル買いが優勢。米FOMCの政策金利発表やパウエル議長会見を控えて調整の動きが入ったもよう。この時間帯はユーロドルの下げが主導した面が強く、そのきっかけとしては日本時間午後4時に発表された2月独GfK消費者信頼感の悪化に反応していた。ユーロ売りが先行し、対ポンドなどでも動きがみられた。ただ、対ポンドでのユーロ売りは続かず、ポンドドルも軟調に推移した。豪ドル/ドルやドルカナダでもドル買いの動きがみられている。ユーロドルは1.04台半ばから一時1.04台割れ、ポンドドルは1.24台後半から前半へと軟化、豪ドル/ドルは0.62台前半と東京午前の安値を更新。ドルカナダは1.43台後半から1.44台前半へと上昇。この後のカナダ中銀政策金利発表では25bp利下げがコンセンサスとなっている。米FOMCでは据え置きがほぼ完全に織り込まれている。円相場は東京市場で円高傾向を示したが、ロンドン市場でもクロス円が一段安となっている。ユーロ円は161円台後半、ポンド円は一時193円台割れ、豪ドル円は96円台後半、カナダ円は107円台半ば近くまで一段と軟化している。ドル円は東京市場で155円台後半から155円付近まで下落したあとは下げ一服。155円台半ばへと買い戻されている。欧州株や米株先物は概ね買いが優勢で、リスク動向は落ち着いている。次第に米FOMC待ちのムードが広がってきている。
ドル円は155円台半ばでの取引。東京午前の155.79近辺を高値に、その後は売りに押された。東京午後及びロンドン朝方には155円ちょうど付近まで下落した。しかし、大台割れには至らず155円台半ばへと反発している。ロンドン時間には米債利回りが上昇している。
ユーロドルは1.04付近での取引。東京市場では1.0430-40レベルでの揉み合いが続いた。ロンドン朝方に1.0444近辺まで買われたあとは売りに押されている。独GfK消費者信頼感が弱含んだことをきっかけにユーロ売りの面がみられたが、次第にドル全般の買いが優勢となっている。ユーロドルは1.0395近辺まで安値を広げた。ユーロ円は東京市場からの軟調な流れが継続。東京午前の162.49近辺を高値にロンドン序盤にかけては161.55近辺まで安値を広げた。対ポンドではユーロ売りが先行したが、その後は買い戻されるなど持続性は見られず。あすのECB理事会では25bp利下げが市場コンセンサスとなっている。
ポンドドルは1.24台前半での取引。東京市場では1.2430台からじり高となり、ロンドン朝方には1.2463近辺まで買われた。その後はユーロドルの下げとともに売りに転じている。足元では安値を1.2411近辺に広げている。ポンド円は東京午前の193.76近辺を高値にその後は売りに押されている。ロンドン序盤には192.82近辺に安値を広げた。ユーロポンドは0.8388から0.8364のレンジで下に往って来いだが、足元ではややユーロ売りの動きをみせている。目立ったポンド買い材料は見当たらず、米FOMCイベント前の調整の面が強いようだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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