*14:08JST 恵和 Research Memo(8):市場規模の需要拡大の継続を予想。商品ラインナップの充実を図る
■市場環境
1. 光学シート事業
恵和<4251>では、液晶ディスプレイは、タブレットを除いてノートパソコンやデスクトップモニター、車載デバイス、VRデバイスの出荷台数の成長を予測している(なお、同社では、スマートフォンは対象としていない)。特に直下型の台数の伸びが大きく、ハイエンドタイプのノートパソコンやデスクトップモニターを中心に2026年には1,200万台と2023年の2倍以上に市場が拡大すると予測している。この市場には、高輝度・高拡散・薄型の製品を開発・投入し、シェアを拡大するとともに、特許戦略を駆使して優位なポジション確立を狙っている。また、エッジライト型においてもノートパソコンを中心に2026年には18,950万台と2023年比10.4%増と需要が拡大すると予測しており、環境に配意した、有機フッ素化合物を排除したPFASフリー、カーボンニュートラル対応製品を開発・投入し、シェアを拡大する計画だ。車載デバイスについては、直下型で2026年には1,191万台と2023年の6倍超、エッジライト型でも2026年には21,129万台と2023年比7.5%増と需要の拡大が予想される。また、車載デバイスは、ナビに加えて大型メーターパネル、ミラーなど1台当たりの搭載箇所が増加するとともに、より明るく高精細な直下型の採用が増加することを予想している。そのため、光拡散フィルムに加えて、複合拡散板、視野角制御フィルム、ヘッドアップディスプレイ用フィルム、内外装用加飾フィルムなどラインナップを充実させる方針だ。また、VRデバイスについては、大手ブランドメーカー製品の普及が加速することが想定され、2026年には4,630万台と2023年の3倍まで需要が拡大すると予測している。現在販売している光拡散フィルムの拡販に加えて、新製品で既に採用実績のある視差制御フィルムなどのラインナップを充実させる方針だ。
2. 生活・環境イノベーション事業
クリーンエネルギー車の市場が拡大している。FCV(燃料電池車)市場は2030年には80万台と2023年の100倍以上に拡大し、EV(HV、PHV、EV計)市場についても、2035年に7,600万台と2023年の5.4倍に達すると予想している。当該市場に対しては、主力の特殊フィルムに加え、現在東京大学と共同開発中の次世代型有機薄膜太陽電池などを投入する計画だ。また、生活・環境イノベーション事業として、転倒時の衝撃を緩和する床材や医療用工程フィルムなどの新製品を創出していく。
3. 地球の絆創膏事業
同事業については工業製品として販売するフェーズから研究開発フェーズに引き戻すことを決定した。現在は、「地球の絆創膏事業」を「独立組織」から「社内組織」に組み入れて、事業の再構築を進めている。当面の販売は見込まず、淡路ベースは、開発・製造拠点から開発拠点に用途変更を実施する。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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1. 光学シート事業
恵和<4251>では、液晶ディスプレイは、タブレットを除いてノートパソコンやデスクトップモニター、車載デバイス、VRデバイスの出荷台数の成長を予測している(なお、同社では、スマートフォンは対象としていない)。特に直下型の台数の伸びが大きく、ハイエンドタイプのノートパソコンやデスクトップモニターを中心に2026年には1,200万台と2023年の2倍以上に市場が拡大すると予測している。この市場には、高輝度・高拡散・薄型の製品を開発・投入し、シェアを拡大するとともに、特許戦略を駆使して優位なポジション確立を狙っている。また、エッジライト型においてもノートパソコンを中心に2026年には18,950万台と2023年比10.4%増と需要が拡大すると予測しており、環境に配意した、有機フッ素化合物を排除したPFASフリー、カーボンニュートラル対応製品を開発・投入し、シェアを拡大する計画だ。車載デバイスについては、直下型で2026年には1,191万台と2023年の6倍超、エッジライト型でも2026年には21,129万台と2023年比7.5%増と需要の拡大が予想される。また、車載デバイスは、ナビに加えて大型メーターパネル、ミラーなど1台当たりの搭載箇所が増加するとともに、より明るく高精細な直下型の採用が増加することを予想している。そのため、光拡散フィルムに加えて、複合拡散板、視野角制御フィルム、ヘッドアップディスプレイ用フィルム、内外装用加飾フィルムなどラインナップを充実させる方針だ。また、VRデバイスについては、大手ブランドメーカー製品の普及が加速することが想定され、2026年には4,630万台と2023年の3倍まで需要が拡大すると予測している。現在販売している光拡散フィルムの拡販に加えて、新製品で既に採用実績のある視差制御フィルムなどのラインナップを充実させる方針だ。
2. 生活・環境イノベーション事業
クリーンエネルギー車の市場が拡大している。FCV(燃料電池車)市場は2030年には80万台と2023年の100倍以上に拡大し、EV(HV、PHV、EV計)市場についても、2035年に7,600万台と2023年の5.4倍に達すると予想している。当該市場に対しては、主力の特殊フィルムに加え、現在東京大学と共同開発中の次世代型有機薄膜太陽電池などを投入する計画だ。また、生活・環境イノベーション事業として、転倒時の衝撃を緩和する床材や医療用工程フィルムなどの新製品を創出していく。
3. 地球の絆創膏事業
同事業については工業製品として販売するフェーズから研究開発フェーズに引き戻すことを決定した。現在は、「地球の絆創膏事業」を「独立組織」から「社内組織」に組み入れて、事業の再構築を進めている。当面の販売は見込まず、淡路ベースは、開発・製造拠点から開発拠点に用途変更を実施する。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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