明日の為替相場見通し=日銀の追加利上げ観測が上値抑制か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、来週23〜24日に開かれる日銀金融政策決定会合での追加利上げ観測が上値を抑えそうだ。予想レンジは1ドル=156円00銭~158円00銭。
日本時間今晩に24年12月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。市場では変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の上昇率が前月比で0.2%と予想されているが、これを上回る結果となればインフレ圧力の根強さが意識されるかたちでドルが買われる可能性がある。ただ、14日に日銀の氷見野良三副総裁が利上げ判断で重視する賃上げについて「24年度に続き強い結果を期待できる」との認識を示し、15日に植田和男総裁が「1月会合で利上げを行うかどうか議論して判断する」などと述べたことで、市場では日銀による追加利上げ観測が強まっている。米金利の先高観が根強いことがドルの支えとなるが、日銀会合を通過するまでは積極的には上値を追いにくいだろう。
なお、今晩には他にも1月のニューヨーク連銀製造業景況指数や米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演が予定されている。
出所:MINKABU PRESS
日本時間今晩に24年12月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。市場では変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の上昇率が前月比で0.2%と予想されているが、これを上回る結果となればインフレ圧力の根強さが意識されるかたちでドルが買われる可能性がある。ただ、14日に日銀の氷見野良三副総裁が利上げ判断で重視する賃上げについて「24年度に続き強い結果を期待できる」との認識を示し、15日に植田和男総裁が「1月会合で利上げを行うかどうか議論して判断する」などと述べたことで、市場では日銀による追加利上げ観測が強まっている。米金利の先高観が根強いことがドルの支えとなるが、日銀会合を通過するまでは積極的には上値を追いにくいだろう。
なお、今晩には他にも1月のニューヨーク連銀製造業景況指数や米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演が予定されている。
出所:MINKABU PRESS
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