電子材料は軟調地合いに抗し4連騰で底値ボックス離脱、AI用半導体向け好調で業績急回復へ
日本電子材料<6855.T>が全般軟調地合いのなか4連騰と気を吐いている。朝方に95円高の2415円まで上値を伸ばす場面があった。半導体検査用プローブカードが売り上げ全体の99%を占める文字通りの専業大手で、同商品の開発や設計も手掛ける。生成AI市場の拡大を背景としたGPUやHBMなどAI用半導体需要が収益押し上げに寄与。25年3月期営業利益は前期比4.1倍の36億円と急回復を見込んでいる。株価は昨年11月中旬以来底値圏でのもみ合いを続けていたが、年明け以降は戻り歩調を強め、目先ボックス上限ラインを上に抜けてきた。
出所:MINKABU PRESS
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