*07:44JST NYの視点:米11月JOLT求人件数予想外の増加も内容冴えず、自主退職者数はパンデミック来で最低
米国労働統計局が発表した11月JOLT求人件数は809.8万件と、10月783.9万件から増加し、予想外に5月来の800万件台を回復した。年末年始に向けたサービス業での雇用が増加した結果と見られる。
内容で求人件数は4.8%と、6月以来の高水準となった。一部鈍化基調も見られる。労働者の市場への自信を表明すると見られる自主退職率は1.9%と、前月2.1%から再び低下。自主退職数は306.5万人と、パンデミックによる経済封鎖した直後20年8月来で最低となった。採用率も3.3%と、3.4%から低下した。採用者数は526.9万人と、1年間で30万人減少した。雇用削減率は1.1%で変わらず。
求人件数が増加したため、失業者1人に対する求人件数は1.133件と、10月の1.122件から増加。しかし、パンデミック前の1.2件を依然下回る。
求人件数の増加やISM非製造業が予想を上回ったため短期金融市場では年1回の利下げと、一段と利下げペースの鈍化が織り込まれた。しかし、緩やかながら、雇用の減速も示されており、雇用統計で予想以上の減速が示されると、年内の利下げ観測がさらに強まり、ドルの上昇を妨げる可能性もある。
■11月労働市場ダッシュボード
求人件数:4.8%(10月4.7%)
雇用削減率:1.1%(1.1%)
自主的退職率:1.9%(2.1%)
採用率:3.3%(3.4%)
失業率:4.2%(4.1%)
不完全雇用率(U6):7.8%(7.7%)
非農業部門雇用者数:+22.7万人(+3.6万人)
平均時給:前月比+0.4%、前年比+4.0%(+0.4%、+4.0%)
<CS>
内容で求人件数は4.8%と、6月以来の高水準となった。一部鈍化基調も見られる。労働者の市場への自信を表明すると見られる自主退職率は1.9%と、前月2.1%から再び低下。自主退職数は306.5万人と、パンデミックによる経済封鎖した直後20年8月来で最低となった。採用率も3.3%と、3.4%から低下した。採用者数は526.9万人と、1年間で30万人減少した。雇用削減率は1.1%で変わらず。
求人件数が増加したため、失業者1人に対する求人件数は1.133件と、10月の1.122件から増加。しかし、パンデミック前の1.2件を依然下回る。
求人件数の増加やISM非製造業が予想を上回ったため短期金融市場では年1回の利下げと、一段と利下げペースの鈍化が織り込まれた。しかし、緩やかながら、雇用の減速も示されており、雇用統計で予想以上の減速が示されると、年内の利下げ観測がさらに強まり、ドルの上昇を妨げる可能性もある。
■11月労働市場ダッシュボード
求人件数:4.8%(10月4.7%)
雇用削減率:1.1%(1.1%)
自主的退職率:1.9%(2.1%)
採用率:3.3%(3.4%)
失業率:4.2%(4.1%)
不完全雇用率(U6):7.8%(7.7%)
非農業部門雇用者数:+22.7万人(+3.6万人)
平均時給:前月比+0.4%、前年比+4.0%(+0.4%、+4.0%)
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