ポラリスHD、今期経常を14%上方修正

配信元:株探
投稿:2024/12/27 15:30
 ポラリス・ホールディングス <3010> [東証S] が12月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の13.1億円→15億円(前期は26億円)に14.1%上方修正し、減益率が49.6%減→42.5%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→5.3億円(前年同期は4.2億円)に52.4%増額し、一転して25.4%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 修正の理由 前回発表予想に対し、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益をそれぞれ上方修正いたしました。これは、主に当社とミナシアとが本経営統合を行ったことによります。売上高は、本経営統合により統合後のミナシアの今期3か月の売上高を計上することとなり4,300百万円と大幅に上昇する見込みであります。また、ホテル事業におきましても、既存ホテルの運営実績が当初の予想よりも好調であること、一部のホテルの運営形態を運営委託型から賃貸借契約型へ変更したことなどから1,600百万円上昇する見込みであり、合わせると約5,900百万円の増加を見込んでおります。 営業利益は、本経営統合により660百万円上昇する見込みであります。また、ホテル事業などが当初の見込みを上回って推移したため340百万円上昇する見込みであります。一方で、本経営統合に関連する外部アドバイザーへのワンタイムの報酬等の経費の増加350百万円、本経営統合により発生するのれんの償却費310百万などが発生する見込みであり、結果として前回発表予想から約310百万円増加する見込みであります。経常利益は、営業利益が増加することにより上昇する見込みでありますが、2024年12月20日付「シンジケートローン契約及び金銭消費貸借契約の締結に関するお知らせ」に記載のとおり、シンジケートローン契約の締結に伴う支払利息等約110百万円などを計上する見込みであります。 親会社に帰属する当期純利益につきましては、法人税等の見直しを行いました。 なお、外部アドバイザーへのワンタイムの報酬、本経営統合により発生するのれんの償却費の影響を除いた営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ2,860百万円、2,160百万円、2,160百万円となります。配当予想について 本経営統合により、当社の発行済株式数が増加いたしましたが、「1.業績予想の修正」に記載の当期の業績修正後においても、連結配当性向を30.9%に引き上げることで当初の予想である2025年3月期末の1株当たり3円を維持し、株主価値向上のための施策を実行することといたしましたので、配当予想に関する修正はございません。
配信元: 株探

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