概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、景気対策への期待感などが引き続き好感
配信元:フィスコ
投稿:2024/12/03 10:52
*10:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、景気対策への期待感などが引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 125235.54 -0.34%
2日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.34%(432.29ポイント)安の125235.54で引けた。日中の取引レンジは124,733.89-125,901.06となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせに。また、経済指標の悪化も圧迫材料となった。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.3となり、前月の52.9を下回った。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。24年の成長予想は前回調査の3.17から3.22に改善した。
【ロシア】MOEX指数 2586.74 +0.34%
2日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.34%(8.74ポイント)高の2586.74となった。日中の取引レンジは2578.52-2600.28となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。堅調な経済指標が支援材料。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3となり、前月の50.6を上回った。また、欧州市場の上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、欧米との対立やウクライナ情勢の緊迫化などが引き続き足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 80248.08 +0.56%
2日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比445.29ポイント高(+0.56%)の80248.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.95ポイント高(+0.60%)の24276.05で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待感などが引き続き好感された。7-9月期の国内総生産(GDP)が予想以上に落ち込んだため、当局が景気対策を追加するとみられている。また、欧州市場の上昇も終盤の買いにつながった。
【中国本土】上海総合指数 3363.98 +1.13%
週明け2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.53ポイント高(+1.13%)の3363.98ポイントと続伸した。
投資家心理が上向く流れ。中国景況感の改善や追加経済対策の期待感がプラスだ。週末に公表された国家統計局などによる11月の景況感指数に関しては、製造業PMIが50.3に上向き、市場予想(50.2)も上回っている。また、取引時間中に発表された民間集計の財新・中国製造業PMIは予想(50.6)を上回る51.5に上向き、5カ月ぶりの高水準に達した。経済対策に関しては、年内の預金準備率引き下げ観測が依然流れている。金融当局が緩和スタンスを強めるとの見方で、中国債券市場では、10年債利回りの低下に勢いがつき、足元では約22年ぶりの低水準を付けた。
<AK>
2日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.34%(432.29ポイント)安の125235.54で引けた。日中の取引レンジは124,733.89-125,901.06となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせに。また、経済指標の悪化も圧迫材料となった。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.3となり、前月の52.9を下回った。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。24年の成長予想は前回調査の3.17から3.22に改善した。
【ロシア】MOEX指数 2586.74 +0.34%
2日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.34%(8.74ポイント)高の2586.74となった。日中の取引レンジは2578.52-2600.28となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。堅調な経済指標が支援材料。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3となり、前月の50.6を上回った。また、欧州市場の上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、欧米との対立やウクライナ情勢の緊迫化などが引き続き足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 80248.08 +0.56%
2日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比445.29ポイント高(+0.56%)の80248.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.95ポイント高(+0.60%)の24276.05で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待感などが引き続き好感された。7-9月期の国内総生産(GDP)が予想以上に落ち込んだため、当局が景気対策を追加するとみられている。また、欧州市場の上昇も終盤の買いにつながった。
【中国本土】上海総合指数 3363.98 +1.13%
週明け2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.53ポイント高(+1.13%)の3363.98ポイントと続伸した。
投資家心理が上向く流れ。中国景況感の改善や追加経済対策の期待感がプラスだ。週末に公表された国家統計局などによる11月の景況感指数に関しては、製造業PMIが50.3に上向き、市場予想(50.2)も上回っている。また、取引時間中に発表された民間集計の財新・中国製造業PMIは予想(50.6)を上回る51.5に上向き、5カ月ぶりの高水準に達した。経済対策に関しては、年内の預金準備率引き下げ観測が依然流れている。金融当局が緩和スタンスを強めるとの見方で、中国債券市場では、10年債利回りの低下に勢いがつき、足元では約22年ぶりの低水準を付けた。
<AK>
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