トラック等のモビリティアセットを投資対象としたファンドの設立に関するお知らせ

配信元:PR TIMES
投稿:2024/11/29 18:48
 霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:河本幸士郎、以下「当社」)は、当社グループにおいてトラック等のモビリティアセットを投資対象としたファンドを設立いたしましたので、お知らせいたします。また、当社は本ファンドに一部匿名組合出資をおこなうとともに、当社グループ会社により本ファンド事業を進めてまいります。

1. 目的と背景
 当社は物流施設開発において、冷凍食品の国内消費量増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、2030年のフロン規制を見据えて冷凍冷蔵倉庫を中心に企画・開発を進めてまいりました。また、不動産デベロッパーとしての枠組みに縛られず、オペレーション分野にも積極的に関与していくことで、ソフト面からもアセットの最適化、資産価値最大化を進めるべく、連結子会社であるX NETWORK株式会社を通してパレット単位での冷凍荷物の保管サービス事業『COLD X NETWORK』の提供を開始するなど、物流事業における事業領域を順次拡大してまいりました。そのような中、このたび当社グループにおいて、トラック等のモビリティアセットを投資対象としたファンドを設立し、当社は一部匿名組合出資をおこなうことともに、当社グループ会社により本ファンド事業を進めてまいります。
 本事業は、投資家からの匿名組合出資により組成されるファンドが運送事業者等からトラック等のモビリティアセットを購入し、運送事業者にリースバックすることで収受するリース料収入を原資に投資家に分配するものになります。当社は、トラックという投資アセットは、資産価値が減じにくく、かつ、市場規模が大きいこともあり、流動性・換金性が高くニーズのある投資対象であると考えております。
 また、運送事業者にとっても、オペレーティングリースによるリースバックを活用することにより、資産のオフバランス化をおこなうことができるとともに、トラックの減価償却費を負担せず、リース料の支払いのみでトラックを使用することができることから、財務の健全化が進み事業拡大を図ることができるというメリットがあります。当社は、本ファンドを通じて提供するソリューションは、「2024年問題」を起因としたドライバー等の労働力不足、設備投資等の課題に直面する運送業界のみならず、運送需要の拡大が続く社会全体にも貢献できるものと考えております。今後は、金融機関など他の事業パートナーと協働することで全国の運送事業者との取引を拡大し、本ファンド事業に取り組んでいくことを検討しております。
 さらに、本事業を通じて当社グループが関与するトラック等の車両台数を積み上げることで、当社グループが全国で展開する冷凍冷蔵倉庫や冷凍自動倉庫、COLD X NETWORK事業とのシナジーを創出してまいりたいと考えております。

2. 本ファンドの概要



3. 今後の見通し
2025年8月期における当社連結業績に与える影響は軽微と考えておりますが、中長期的には企業価値向上に資するものと考えており、今後業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合には、速やかに開示いたします。

■本リリースについて
 本リリースは、会社情報の開示をおこなうことを目的としており、有価証券の投資勧誘を目的としたものではありません。

・会社概要
会 社 名:霞ヶ関キャピタル株式会社
設 立:2011年9月
代 表:代表取締役 河本 幸士郎
本 社:〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート 西館 22階
資 本 金:184億9392万円(資本準備金含む)※2024年8月末日現在
従業員数:256名(単独)※2024年8月末日現在
主な事業:不動産コンサルティング(物流施設開発、ホテル開発、ヘルスケア施設開発、海外事業)
配信元: PR TIMES

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