特殊陶が底堅さ発揮、東芝のセラミック子会社買収で業容拡大への期待
日本特殊陶業<5334.T>が全体軟調地合いのなかで底堅さを発揮。戻り高値圏でのもみ合いが続くなか、直近4営業日連続で陰線を引いており、調整局面が意識されるところだったが、きょうは売り物をこなし、一時プラス圏で推移するなど頑強な値動きをみせている。同社は25日取引終了後、東芝子会社の東芝マテリアル(横浜市)を買収することを発表、買収金額は約1500億円で25年5月末に全株取得し完全子会社とする予定だ。電気自動車(EV)分野などでの展開力強化を目的とし、東芝マテリアルのセラミック部材における強みを取り込む方針。これが足もとの株価を刺激する材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
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