要興業、今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は2円増配

　要興業 <6566> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比15.8％増の10.9億円に伸び、従来の4.8％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の19億円→20.8億円(前期は18.6億円)に9.5％上方修正し、増益率が2.0％増→11.8％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.7％増の9.9億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は26円(前期は24円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.4％増の5.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の14.5％→14.7％に上昇した。

株探ニュース