シャープ(6753)、交渉事実は好材料も、株式希薄化懸念は根強い

著者:黒岩泰
投稿:2012/08/07 09:13

信用倍率は高く、チャートの底入れ感も乏しい

小幅反発。台湾・鴻海と交渉している事実が判明し、不透明要因が一部解消。それが買い安心感へとつながっているようだ。しかし、今後は株式希薄化懸念が強まるほか、根本的な資金繰りへの不安がつきまとっている。7月第4週での信用倍率も3.56倍と高く、信用買い方の投げ売りも警戒される。チャート上での底入れ感は乏しく、目先は下値を探る動きとなりそうだ。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
975.2
(10:57)
-7.8
(-0.80%)