昭文社ＨＤ、上期経常が赤字転落で着地・7-9月期も赤字転落（訂正）

　昭文社ホールディングス <9475> [東証Ｓ] が11月6日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は9200万円の赤字(前年同期は4700万円の黒字)に転落した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比44.5％減の2億6200万円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は6700万円の赤字(前年同期は1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.6％→-1.5％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当中間連結会計期間において、2024年8月5日に公表いたしました中間連結会計期間業績予想数値に対し、売上はわずかに53百万円未達となりましたが、各段階利益の数値は同予想数値より改善いたしました。この主な理由は、ソリューション事業の売上の一部が想定時期より前倒しで計上されることになったこと、メディア事業の原価が想定より抑制されたこと、そして事業所移転に関連して予定していた修繕費の一部が想定時期より遅れて生じたことによるもので、この結果、営業利益が2億47百万円、経常利益が2億27百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が3億42百万円、それぞれ改善いたしました。なお、2025年3月期通期連結業績予想につきましては前回発表より変更ございません。（注）上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により乖離することもありえますので、ご承知おきください