東邦化、上期経常を67％上方修正

　東邦化学工業 <4409> [東証Ｓ] が10月29日後場(14:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.3億円→8.8億円(前年同期は2.1億円)に66.6％上方修正し、増益率が2.5倍→4.1倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の11億円(前期は7.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、電子情報産業用の微細加工用樹脂の販売が前回予想を上回るペースで回復したことや、中国の連結子会社の売上高が、為替影響を含め上振れしたことを主因に、前回公表予想をやや上回る見通しです。　営業利益は、電子情報産業用の微細加工用樹脂が売上高の上振れに伴って利益も上振れしたことなどから、前回公表予想を上回る見通しです。経常利益および親会社株主に帰属する中間純利益は、営業利益の上振れに加え、為替差益の発生もあり、前回公表予想を上回る見通しです。　なお、通期の業績予想に関しましては、現在、情報を精査中であり、2024年11月６日の2025年３月期第２四半期（中間期）決算短信発表時に公表する予定です。