メイホーHD Research Memo(6):自己資本比率が低下したが特に懸念材料とならない

配信元:フィスコ
投稿:2024/10/07 11:06
*11:06JST メイホーHD Research Memo(6):自己資本比率が低下したが特に懸念材料とならない ■メイホーホールディングス<7369>の業績動向

3. 財務の状況
2024年6月期末の資産合計は前期末比3,466百万円増の7,612百万円となった。主な要因は、現金及び預金が225百万円増、契約資産が408百万円増、流動資産のその他(電子記録債権等)が307百万円増、のれんが1,967百万円増となったことによる。負債合計は3,571百万円増の5,592百万円となった。主な要因は、有利子負債(長短借入金)が2,802百万円増の3,134百万円となったほか、買掛金が321百万円増、未払費用が244百万円増となったことによる。純資産合計は同105百万円減の2,020百万円となった。主な要因は、利益剰余金が88百万円減となったことによる。この結果、自己資本比率は同24.7ポイント低下の26.5%となった。

2023年11月に実施した今田建設ホールディングスの株式取得にあたり、シンジケートローンによって2,700百万円を借り入れたため有利子負債が増加し、自己資本比率も大幅に低下したが、基本戦略としてM&Aを積極活用したことや、初のメガバンクとの取引によって資金調達先の多様化が進展したことなども勘案すれば、特に懸念材料にはならないと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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