堺市立全学校・上下水道施設へ新たに再生可能エネルギー100%の電力を供給開始

配信元:PR TIMES
投稿:2024/10/01 17:47
~府内自治体公共施設で最大規模の再エネ電力導入~

コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂)のグループ会社であるコスモ石油マーケティング株式会社(代表取締役社長:森山 幸二、以下「コスモ石油マーケティング」)は、堺市の全市立学校等138校園および上下水道施設2施設向けに、再生可能エネルギー100%の電力(以下「再エネ電力」)を2024年10月1日より供給開始します(※1)。再エネ電力の年間使用量としては大阪府内自治体公共施設で最大規模となります。

堺市では、2050年カーボンニュートラル実現に向け、2022年11月に「堺市地球温暖化対策実行計画」を改定しました。本計画では公共施設で使用する電力を「再エネ100%電力」に切り替えることをめざしています。この計画の実現に資する取り組みとして、2024年4月1日に、堺市立こども園8園にコスモ石油マーケティングの再エネ電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」(※2)を導入しました。そしてこの度新たに、堺市立全学校等138校園および上下水道施設2施設で「コスモでんきビジネスグリーン」を導入する運びとなりました。

      新たに供給を開始する施設 (左から上下水道局本庁舎本館、三宝水再生センター、市立小学校)

                    
「コスモでんきビジネスグリーン」とは、コスモエネルギーグループのコスモエコパワー株式会社(代表取締役社長:野地 雅禎)が発電する風力電源など、再エネFIT電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた再エネ電力プランです。

今回の導入により、すでに導入している堺市立こども園と合わせて堺市内148施設の年間使用電力量約3,880万kWh(※3)が再エネ電力に切り替わり、年間約16,700トンのCO2排出を削減できる見込みです。これは市施設(廃棄物処理施設を除く)で使用する電気・ガスによる温室効果ガス排出量(2022年度)の約30%に相当します。

今後も、コスモ石油マーケティングは自治体や企業の皆さまの環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取り組みを継続してまいります。

(参考)堺市報道提供資料一覧
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/index.html


※1:契約名義はコスモエネルギーソリューションズ株式会社になります。
コスモエネルギーソリューションズ株式会社は、コスモ石油マーケティングの100%子会社であり、電力供給を行う小売電気事業者です。コスモ石油マーケティングはコスモエネルギーソリューションズ株式会社と電力販売に関する取次契約を締結しております。供給期間は2024年10月1日から2025年9月30日までです。
※2:「コスモでんきビジネスグリーン」について
再生可能エネルギー指定の非化石証書等を使用して環境価値を付加することで、実質的にCO2排出量ゼロを実現するサービスです。お客様の年間合計販売量相当以上の非化石証書等を購入し、電気の販売にあわせて使用することで、使用電力のすべてが実質的に再生可能エネルギー由来の環境価値を持つ電気となります。2020年の販売開始以降、脱炭素化を目指す法人や自治体のお客様を中心に活用いただいております。また、再生可能エネルギーとEVをワンストップで提供する「コスモ・ゼロカボソリューション」を展開しています。
「コスモでんきビジネスグリーン」について
URL:https://www.cosmo-denki.com/business/low/green/
「コスモ・ゼロカボソリューション」について
URL:https://www.cosmo-denki.com/business/lp/solution/
※3:入札公告の予定使用電力量に基づく
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