【海外市場の注目ポイント】英中銀MPCなど

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/19 14:20
 日本時間午後8時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や声明、議事録が発表される。市場では政策金利は現行の5.00%に据え置かれることがほぼ確実視されており、声明や票の分かれ具合が焦点になっている。前日に8月の英消費者物価指数が発表されており、総合の前年比の伸びは前月から横ばい、コアの前年比の伸びは15カ月ぶりに加速、サービス価格の前年比の伸びは7カ月ぶりに加速した。特にサービス価格の前年比の伸びは高い水準にあり、インフレ圧力が中期的に持続するリスクが警戒され、政策金利の据え置きが圧倒的多数で決まるようであれば、追加利下げの思惑が後退し、ポンドが買われる可能性がある。
  
 また、日本時間午後9時半には9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数も発表される。大方の予想が0.0となっており、前月のマイナス7.0を上回り、2カ月ぶりに上昇するとみられている。
  
 さらに、日本時間午後11時には8月の米景気先行指数や8月の米中古住宅販売件数の発表も予定されている。8月の米景気先行指数は、大方の予想が前月比0.3%低下となっており、前月比では6カ月続けて低下すると見込まれ、8月の米中古住宅販売件数は、大方の予想が年換算390万戸となっており、前月の同395万戸を下回り、2カ月ぶりに減少するとみられている。
  
MINKABU PRESS

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)