ベステラ、上期経常を72%上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2024/09/05 11:00
 ベステラ <1433> [東証P] が9月5日午前(11:00)に業績修正を発表。25年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常損益を従来予想の1億5000万円の黒字→2億5800万円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に72.0%上方修正した。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の6億円→6億5000万円(前期は4億0700万円)に8.3%上方修正し、増益率が47.4%増→59.7%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 2025年1月期第2四半期(中間期)の連結業績予想の修正理由 当中間連結累計期間において、プラント解体の豊富な工事需要を背景に、引き合いの状況においては依然として高い水準で推移しております。新規獲得に向けた営業活動等を積極的に行ったことにより電力、石油・石油化学の分野において新規顧客の獲得および元請工事の受注が進みました。 当第1四半期連結累計期間の期首より、潤沢な受注残高がある状況で工事を進めており、前連結会計年度に受注した大型工事および当連結会計年度に受注した利益率の高い工事において、工法や工程管理の工夫により工期の短縮に努める等、収益力の向上に取り組んでまいりました。 最重要課題である人材(工事監督)の採用においても、17名の採用目標に対して、発表日現在時点で12名の採用を達成するなど、積極的な採用活動の成果がでており、その結果、好調な受注環境下においても、工事の計画や施工管理をサポートする部隊の増員により工事受注の下支えが図られ、さらなる売上規模拡大のための体制整備も順調に進みました。 その結果、売上高を256百万円(4.6%)、営業利益を111百万円(111.0%)、経常利益を108百万円(72.0%)、親会社に帰属する中間純利益を27百万円(27.0%)上方修正することとしました。(2) 2025年1月期 通期連結業績予想の修正理由 通期の連結業績予想につきましては、引き続き豊富な解体需要および潤沢な受注残高がある状況ですが、工事の進捗率等の不確定要素を鑑み、売上高および営業利益については、前回発表予想通りとしております。 一方で、2024年9月3日に開示いたしました当社が保有する政策保有株式の縮減の方針に沿い株式の一部を売却したことに伴い、当社の2025年1月期第3四半期に特別利益(72百万円)、法人税等調整額(22百万円)が発生する見込みであること、当社のグループ会社が出資する匿名組合契約終了に伴う営業外収益が発生する見込みであること等により2025年1月期の経常利益を50百万円(8.3%)、親会社に帰属する当期純利益を80百万円(20.0%)上方修正することとしました。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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