ナレルＧ、上期最終は一転28％増益で上振れ着地

　ナレルグループ <9163> [東証Ｇ] が6月12日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の連結最終利益は前年同期比27.8％増の9.2億円に伸び、従来の4.4％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の19.2億円に対する進捗率は前年同期の41.5％を上回る48.1％に達した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結最終利益は前年同期比2.2％減の9.9億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比21.5％増の4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の11.2％→11.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース