【海外市場の注目ポイント】米ＦＲＢ関係者の発言

　日本時間午後１０時にジェファーソン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）副議長とメスター米クリーブランド地区連銀総裁が対談する。ジェファーソン米ＦＲＢ副議長は４月１６日に「今後発表されるデータでインフレが現在の予想よりも持続的であることが示唆されれば、現在の引き締め姿勢をより長期間維持することが適切となるだろう」、またメスター米クリーブランド地区連銀総裁は４月１７日に「ある時点で、インフレ率が目標の２％に持続的に向かっているとの確信が強まるようになれば、我々は政策正常化を開始し制約的なスタンスを弱めるだろうが、急ぐ必要はない」と述べていた。ジェファーソン米ＦＲＢ副議長やメスター米クリーブランド地区連銀総裁からあらためて利下げに慎重な姿勢が示されるようなら、ドルが買われる可能性がある。
　
MINKABU PRESS