午前:債券サマリー 先物は続落、日銀オペ減額で一段安
13日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。米債券安を受けて売り優勢でスタートし、日銀が国債買いオペの減額を通知すると下げ幅が一段と広がった。
米ミシガン大学が5月の消費者態度指数(速報値)とあわせて10日に公表した1年後の予想インフレ率が前月の3.2%から3.5%に上昇したことを受け、同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及した。債券先物は朝方の売りが一巡したあとは持ち直す場面もあったが、日銀が午前10時過ぎに通知した国債買いオペで、「残存期間5年超10年以下」の買い入れ額が前回の4750億円から4250億円に減額されたことが分かると改めて売りが流入。需給の緩みが意識されるなか、午前10時40分過ぎには一時143円95銭まで軟化した。なお、「残存期間1年超3年以下」と「同10年超25年以下」の買い入れ額は前回と同額だった。
午前11時の先物6月限の終値は、前週末比26銭安の144円00銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.035%上昇の0.935%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米ミシガン大学が5月の消費者態度指数(速報値)とあわせて10日に公表した1年後の予想インフレ率が前月の3.2%から3.5%に上昇したことを受け、同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及した。債券先物は朝方の売りが一巡したあとは持ち直す場面もあったが、日銀が午前10時過ぎに通知した国債買いオペで、「残存期間5年超10年以下」の買い入れ額が前回の4750億円から4250億円に減額されたことが分かると改めて売りが流入。需給の緩みが意識されるなか、午前10時40分過ぎには一時143円95銭まで軟化した。なお、「残存期間1年超3年以下」と「同10年超25年以下」の買い入れ額は前回と同額だった。
午前11時の先物6月限の終値は、前週末比26銭安の144円00銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.035%上昇の0.935%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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